町医者の原点

2008年7月27日
今日は、夫の実家の診療所の手伝い(ほぼ見学)をした。
土曜日の午前と午後も診療をしている御年80歳の父。
点滴などが必要な患者さんには、日曜日の午前も診療してます。
お盆も大晦日も診療してます。

昭和初期に建てたられた診療所は
ボロイけど、風格すら感じられて
私が子どもの頃に見たような型式のクーラーも動いてて
タイムスリップしたような内装で
一見、「大丈夫か?」って印象なんだけど
今日の診療の様子を見ていると
患者さんが父を頼りに通ってること
父の患者さんの病状を良くしてあげたいという誠意がよくわかった。

だって、日曜日の診察なのに
「休日・時間外」の割増料金をサービスしてあげてるんだもん。
その理由を聞くと
「不景気、物価高騰でみんなお金のやりくりが大変なんだから
 それくらい、サービスしてあげないとな」って。
ほとんど、ボランティア精神の領域です。

そんな医院、このご時勢になかなか無いんじゃないかなぁ。
夫も私も町医者の原点を垣間見ました。

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