職業の自由について

ふと思いついたこと、記録します。

そういえば、職業選択の自由なんて当たり前なんだけど
院生のときに、特別支援学校（養護学校）の先生が
就労支援について話したことを思い出した。

「中1の女の子が、将来はモーニング娘になりたい！と言っていたとしましょう。高3になってもその夢を持っていたとしたら、教師は、その子に対して、モーニング娘になる方向で支援はしませんよ。ただ、頭ごなしに辞めさせるのではなく、モーニング娘になるには、歌や踊りができないといけないから、歌や踊りをさせます。それで、無理だと本人が気づいたところで、余暇活動としてモー娘のファンであり続けることを提案し、実生活ではどこかの作業所や就労ができるように支援します。同じように、イチロー選手になりたい！と言ってる男の子には、バッティングセンターへ行って150，160キロの玉を見せて、無理だと本人が気づけるようにしてあげます・・・以下省略」

障害をもってるモー娘は存在しないのか？
障害をもってるイチローは存在しないのか？
障害がなくても、誰もがモー娘にはなれないし
障害がなくても、誰もがイチローにはなれないし
一方で、夢と現実について教えるのも教師の役目であり
一方で、夢が現実になるように励ますのも教師の役目であり

その辺の折り合いがとても難しい。