自立生活支援

久しぶりに自閉症スペクトラムの人に関わる支援者が
集まる会に参加してきた。
グループワークの時に娘の困った点について問題提起したところ
ちょうど同じグループにいたコーディネーターの方が
「うちの支援受けてみたらどうですか？
　お母さん以外で、娘さんを理解してくれる人が必要ですやん」
と。
全くその通りで、渡りに船のような気持ちと同時に
私が、こうして問題提起しなければまた一つ
娘のことを抱え込んでしまう自分の習性を思い知らされた。

ちなみに困った点というのは・・・
娘一人でお風呂に入ると体を洗ったり髪を洗ったりしないという点。
5月には宿泊学習もあるし、一人でできた方がいいかなと。

お風呂の目的は、清潔を保つためと、癒しの時間の二つがあると思うんだけど
娘は、後者の目的のためにのんびり入浴タイムをすごしています。
前者の目的は、私が一緒に入って達成するか、いちいち指示を出して行動させるという感じで、娘と私の関係は悪くなっていきます。

清潔を保つといっても、人によって基準は違うし、その時の状況によって「今日はシャワーだけにしておこう」とか「今日は体だけ洗えばいいや」とか「今日は砂埃で髪がめっちゃ汚れてるから二回洗おう」とか、洗い方も、その時によっては、ちゃちゃっと適当だったり、念入りだったり、いろいろですよね。
私が、娘にそこら辺のことを系統だって教えてあげたら
きっと娘は理解できるんだろうなと、思いつつ
やっぱりめんどくさくて・・・「そのうちできるだろう」って
思ってたんだけど、全く進展しないもんだから、イラついてました。

極論はね、お風呂に入ってるだけいいじゃん。
一泊二日の宿泊学習で洗えてなくてもいいじゃん。
お母さんと一緒に入ったときに洗ってあげればいいじゃん。
なんだろうけど
高学年を迎える娘ですから
やっぱり変な臭いを発してたらおかしいですよね。

母親以外の視点で、娘の特性を理解してくれて、母親が居なくなってもヘルプしてくれる他者は、やっぱり必要なんではないかと改めて思ってるところです。