院の授業で一番面白いのは
“教育社会学特論”だったりする。

障害児教育関連は、前期は二科目だけの履修で
一個は、S先生の障害児教育特論で、先生が忙しくて休講が多いし
もう一個は、E先生の精神医学総論で、レジュメは学生が作るけど一方的に先生が喋りまくる授業・・・。

教育社会学っていうのは、社会学の中でも教育に関連したものなら何でもアリなので、幅が広くて、取り止めがないけど面白い。
教育や社会に問題意識を持ってる人なら、題材が豊富で、何でも研究テーマになりそうな感じ。
ただ社会学者で食べていくのは、かなり厳しいらしいデス。

“学校文化とジェンダー”がテーマだった昨日の授業で
私は、何度も自分の意見を発言しようかと思ったんだけど
なんか、場違いな感じがして喋れなかった。
それは、その授業の受講生が、ほとんど香川県出身で、香川県の教育体制の中にいるからだった。(現職の先生も居るし)
だからこそ、発言したかったんだけど、なんかトーキョーを鼻にかけてると思われたくなくて、どうしても手が上がらなかった。
香川では、公立高校に行けない子→私立高校に行くという構図があって、男女とも家庭科教習をし始めたのも、東京より後だったりするほど、ジェンダー意識の低い県らしい。そんな中で、私は、東京の私立女子校で、それも良妻賢母を育てるような、ガッチガチのジェンダーバイアスの罹った学校で、礼法やら華道やらを必須で習っていたので、なんだかこっ恥ずかしくて、小さくなって授業に参加していた。でもね、礼法も華道も今となっては、特に主婦にとっては、なかなか役に立ってるんだな、これが。主婦ってところがまた皮肉なんだけど・・・。

コメント

nophoto
もりの
2006年5月23日19:13

教育学系の通信制大学院生のもりのです。

私も教育社会学に すごく期待があるんです〜
今年、スクーリングで取る予定なんですけど
子ども時代についての聞き取り調査をして・・云々・・という授業を受ける予定で
社会学的な手法と 子どもの文化についてと 両方一遍に学べる。
まるで 一粒で二度おいしい・・のではないかと期待が膨らみます。
でも、それを たった3日間でやる、というところが 通信の限界なのかなぁ?とも思ったり。

これからも 日記を楽しみに読ませていただきますね。

青獅子
青獅子
2006年5月25日21:55

なるほど〜。3日間のスクーリングで密度の濃い授業をされるんですね。3日目あたりで受講生同士仲良くなって、話が盛り上がりそう!!
ちなみにジェンダーの前は、最近よく言われる“命の教育”がテーマでした。(デス・エジュケーション)これも奥が深くて面白かったです。
そんな教育社会学の授業も来週再来週と先生が学会出張のため休講です・・・T_T

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